アドバンスト・メディア,医療向け AI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」を販売開始
2018-10-9
会場風景
(株)アドバンスト・メディアは,社会医療法人石川記念会HITO病院(愛媛県四国中央市)と共同開発した医療向け AI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」を2018年10月4日(木)に販売開始した。同日にはAP東京丸の内(東京都千代田区)にて記者発表会を行った。
まず同社代表取締役会長兼社長の鈴木清幸氏が挨拶し,音声認識市場を切り開いてきた「AmiVoice」によるTI(タスク&インフォメーション)シェアリングを促進することで,病院従事者や患者のための“働きがい改革”に貢献していきたいと述べた。
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続いて,医療事業部の梶原三幸氏がAmiVoice iNoteの開発経緯と概要を説明した。AmiVoice iNoteは,AI音声認識とスマートフォンを活用することでスムーズな情報入力を行い,現場の業務負担軽減と容易な情報収集・活用を行うことを目的とし,HITO病院の「未来創出HITOプロジェクト」の一環として共同で開発された。AmiVoice iNoteは,iOSのアプリから入力した音声や画像情報を,オンプレミスサーバ経由で各診療部門や管理部門,代行入力者などと素早く簡単に連携できる。好みの入力モードを選択し,テンプレートを使って効率良く入力することも可能である。また,蓄積された入力データから,利用者の使用状況を可視化することで業務フロー改善のアドバイスに活用できる。
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次に,HITO病院の石川賀代理事長が,リハビリテーション科にて行われたAmivoice iNoteの実証結果を報告した。同科では,場所を選ばず即時にカルテ入力ができることで,従来のPCによるキーボード入力と比較し約70%の時間短縮を実現した。これにより,リハビリ時間の増加だけでなく,セラピストの時間外労働時間も減少した。
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このほか,当日はiPhone でAmiVoice iNoteの操作画面の紹介も行われた。
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