Varian Seminar in 九州
2014-8-4
会場の様子
(株)バリアンメディカルシステムズは,2014年8月2日(土)に福岡サンパレス(福岡市)にて「Varian Seminar in 九州」を開催した。このセミナーのために,米国本社CEOのDow R. Wilson氏も来日し,冒頭に開会の挨拶を述べるとともに,Varian社の概要を紹介した。
セミナーセッションでは,中村和正氏(九州大学病院放射線部)が座長を務め,4題の講演が行われた。最初に川島和之氏(市立旭川病院放射線科)が「RapidArc導入の初期経験とそのインパクト」を講演し,Varian社の放射線治療装置と放射線治療計画システムを組み合わせた放射線治療システム「RapidArc」の導入から検証,稼働状況や治療症例を紹介し,その課題や有用性について述べた。2題目に,荒木則雄氏(京都医療センター放射線治療科)が「放射線治療は病院の救世主!? になりうるか」と題し,同センターにおける放射線治療の状況や,病院運営への効果,院内広報の重要性などについて講演した。3題目に,吉浦隆雄氏(大分県厚生連鶴見病院放射線技術科)が「Varian放射線治療装置を唎く」と題して,装置の精度検証の結果や有用性,保守点検履歴の状況を説明した。そして最後に,同社販売支援部の後藤正治氏が「放射線治療器の原理」を講演し,放射線治療装置の構造や物理的基礎を詳しく解説した。
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2014 Varian Seminar in 九州事務局
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