AZE展2013 開催
ー最終選考に進んだ15作品から,最優秀賞,優秀賞,特別賞が決定ー
2013-6-11
会場風景
(株)AZEは2013年6月8日(土),東京国際フォーラム(東京都千代田区)ホールDを会場に,「AZE展2013」を開催した。AZE展は,ワークステーションを使用した画像(解析)の臨床的有用性を高め,最良の画像(解析)を生み出し,ボリューム画像(解析)の普及と地位向上を図ることを目的に2010年から開催され,今回で4回目となる。会の冒頭では,5月31日付けにて取締役社長に就任した畦元秀隆氏が開会の挨拶に立った。
審査は,審査委員長の似鳥俊明氏(杏林大学医学部放射線医学教室教授),副審査委員長の甲田英一氏(東邦大学医学部特任教授)をはじめとした,7名の画像診断および画像解析のエキスパートによって行われる。今回は,海外からの応募も含めて約100例の応募があった。応募作品のCTとMRIの内訳では,CTの画像(解析)の方が多いものの,CTとMRIのフュージョン画像(解析)が多かったことが今回の特徴である。ブラインドによる厳正な事前審査を通過した入賞16作品のうち,当日は15作品プレゼンテーション,質疑応答が行われ,最優秀賞1作品,優秀賞2作品,特別賞2作品が選出された〔松浦由佳氏(Stanford University School of Medicine, Department of Medicine, Division of Cardiovascular)は最終選考辞退〕。
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最終審査の結果,最優秀賞は,平野真理氏(北海道恵愛会札幌南三条病院放射線部)の「TBLB(経気管支肺生検)を支援するCPR画像の有用性(目的気管支の特定に寄与)」,優秀賞は,大屋光司氏(翠清会梶川病院検査部)の「3T-MRIを利用した脳神経Multi Volume画像」と望月純二氏(みなみ野ハートクリニック放射線科)の「心臓CTの心筋灌流評価」,特別賞は,福島啓太氏(杏林大学医学部付属病院放射線部)の「腹部血管走行に変異のある上部消化管出血に対するIVR術前シミュレーション」と高橋伸光氏(奥州市総合水沢病院放射線科)の「腰椎椎間板ヘルニア術前CT/MR fusion」に決定した。
◎入賞作品プレゼンテーション
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当日は,プレゼンテーションのあとに特別講演が行われ,座長の大友 邦氏(東京大学医学部附属病院放射線科教授)の進行のもと,片平和博氏(国家公務員共済組合連合会熊本中央病院放射線診断科部長)が「増え続ける画像の管理・工夫とVirtualPlace最近の進歩について」を講演した。
◎特別講演
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