RSNA2023 GEヘルスケア - ヘルスケアIT 
リアルタイムに情報を可視化する「コマンドセンター」の放射線部門向けソリューションを提案

2023-11-29

GEヘルスケア・ジャパン

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検査のキャパシティを最大化させる「IMAGING EXPEDITER」

検査のキャパシティを最大化させる
「IMAGING EXPEDITER」

RSNA 2023 ヘルスケアIT

GE HealthCare(GEヘルスケア)の「Digital Solutions」のエリアでは,情報をリアルタイムに可視化して業務効率の向上,経営改善などを図れる「コマンドセンター」の放射線部門向けソリューションを提案した。コマンドセンターは2019年に米国のジョンズ・ポプキンス大学病院が導入して以降,有力病院が採用してきた。日本では,社会医療法人誠光会草津総合病院(現・淡海医療センター)において2021年4月から稼働を開始。現在,日本国内では10施設が運用している。電子カルテなどの医療情報システムから発生するデータを収集して統合分析サーバでデータを処理し,病床稼働率や看護師といったスタッフの配置状況などの情報を,リアルタイムに,タイル」と呼ばれるアプリケーションで示す。

今回のRSNAでは,放射線部門向けとして,複数のタイルを紹介した。その1つ「IMAGING EXPEDITER」は,放射線部門における検査のキャパシティを最大化させるために,電子カルテやRISなどのデータから被検者の待機状況といった検査の進捗をリスト形式で一覧化。放射線部門の管理者がどのようなアクションを起こすべきか意思決定を支援する。「IMAGING GROWTH」は,モダリティ別に2週間先までの検査予定を示して,今後の検査の受け入れなどスケジューリングを行えるようにする。「PATIENT MANAGER」は,セラノスティクスにおける検査・治療のステータスを示す。注意事項がある場合は赤,支障がない場合は緑色で表示して,その枠をクリックするとどのような問題があるかを確認でき,治療計画の意思決定を迅速に行える。日本国内では信州大学医学部附属病院において現在構築中である。

検査スケジュールを最適化する「IMAGING GROWTH」

検査スケジュールを最適化する「IMAGING GROWTH」

 

セラノスティクスにおける意思決定を迅速化する「PATIENT MANAGER」

セラノスティクスにおける意思決定を迅速化する「PATIENT MANAGER」

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