ITEM2024 イーメディカル東京 取材速報 
磁性体センサー「MAGFHY AXIA」を発売,より安全・安心なMRI検査環境を実現


2024-4-12


イーメディカル東京ブース

イーメディカル東京ブース

MRI室を中心に医療施設の安全管理,安全運用をサポートするイーメディカル東京は,MRI室対応LED照明で大きなシェアを持つ東京計器アビエーションとともに,「MRI室をはじめとした検査室の安全・安心な検査環境をサポート」をコンセプトに展示を行った。今回は,新たな磁性体センサー「MAGFHY AXIA」を初披露した。

同社の磁性体センサー「magfhyⅡ」(マグフィーⅡ)は磁性体金属に対するゲート型警報装置で,2本の支柱(ポール)で構成され,6つの内蔵センサーで磁性体を検知,警告する。ベクトル検知方式(特許取得)と環境ノイズ抑制機能により,磁性体の動きと大きさに関する情報を取り込み高感度に検知するのと同時に,不要なノイズを抑制して誤警報を防ぐことが可能である。今回展示されたMAGFHY AXIAは,magfhyⅡの特長はそのままに,2本の支柱間の配線を不要(無線化)にし,支柱のベースを工事が不要な自立型とアンカー止め型を選択可能にしたことで,施設の状況に合わせた設置・運用を可能にした。MAGFHY AXIAの販売開始は2024年9月を予定しているが,ブースには多くの施設関係者が訪れ,関心の高さが伺われた。

また,東京計器アビエーションの電磁波ノイズ低減LED照明「mag luminance」シリーズは,電源装置を別置することでノイズによる障害をなくし,LED照明として初のMRI室対応を可能にした。ストレート直付けやダウンライトなどさまざまなタイプを展開しているが,近年はブラケットタイプに力を入れている。MRI室でデザインや雰囲気を重視する傾向が高まっている傾向を受けたもので,四角タイプ(黒,白)などを追加してラインアップの拡充を図り,2022年度,2023年度には300室以上のMRI室で採用されている。

新製品の磁性体センサー「MAGFHY AXIA」

新製品の磁性体センサー「MAGFHY AXIA」

 

磁性体を検知すると支柱上部の表示ランプが赤や黄色に変化する。

磁性体を検知すると支柱上部の表示ランプが赤や黄色に変化する。

 

電磁波ノイズ低減LED照明「mag luminance」シリーズのラインアップ

電磁波ノイズ低減LED照明「mag luminance」シリーズのラインアップ

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社イーメディカル東京
住所:東京都中央区銀座7丁目15-5 共同ビル2階
TEL: 03-3542-3588
URL:https://www.emedicaltokyo.co.jp/
E-mail : [email protected]


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