ITEM2018 千代田テクノル
ブースインフォメーション
2018-3-26
ブースNo.422
●担当者からのメッセージ
千代田テクノルは放射線防護・計測から診断・治療にいたるまで放射線に関するあらゆる商品・サービスを提供しています。施設の設計・改修・維持・廃止,申請書作成,しゃへい計算,安全教育,環境測定,被ばく管理等のサービスから放射線治療装置,線量計,QA商品,放射線防護備品,サーベイメータ等の販売まで放射線専門の総合企業として広くお客様をサポートしています。
また自社開発品も展示していますので,ぜひお気軽に展示会場にお立ち寄りください。お客様のお悩み,要望にお応えします。
●ここが見どころ
【フレキシトロンHDR】
密封小線源を使用した内部照射は,高線量率によるリモートアフターローディングシステム(以下「RALS(ラルス)」)において著しい進歩を遂げています。
フレキシトロンHDRは「直径0.86mmのIr-192 線源」を使用した密封小線源治療装置です。腫瘍部近傍に線源を移送することによって,局所的に治療できる画期的な治療装置です。線源はステンレスカプセルに完全密封され,30,000回を超える移送試験をクリアするなど安全な作りになっています。
また,柔軟性を持つステンレスケーブルにレーザー溶接された線源は半径13mmの曲率を実現し,あらゆる部位に照射が可能です。
治療に用いるカテーテルは治療計画プログラム上で3Dモデル化し,自動識別機能によって時間短縮と精度向上が同時に実現しました。IGBTの次世代と言われるアダプティブ放射線治療に対応する新しいカテーテルも多く開発されています。ぜひ最新の次世代RALSを実機でご覧ください。
【電離箱線量計・検出器EXRADINシリーズ】
2017年にIAEAからDosimetry of Small Static Fields Used in External Beam Radiotherapy(TRS-483)が出版され,最近は小照射野の線量測定に注目が集まっています。弊社が販売するStandard Imaging社EXRADINシリーズは米国でのシェアが50%以上を誇ります。
EXRADIN A26は世界初のリファレンスクラスのマイクロチェンバとして販売されました。これまでマイクロチェンバが苦手としていたイオン再結合や極性効果に関して非常に優れた特性を持っています。各種データも準備していますのでぜひ展示会場でご覧になってください。
【セラミック線量計】
セラミックスは,放射線分野でも古くからシンチレータや増感紙,イメージングプレート,半導体検出器,ガラス線量計,OSL(光刺激ルミネセンス)線量計,TLD(熱蛍光線量計)などの放射線検出器として利用されております。
今回,我々はファインセラミックスの特徴を生かすことで,多様化する放射線治療分野において新たな機能を持った検出器を開発しました。
「セラミックスプレート」は,高分解能を有し,ロット間のばらつきも小さく,また繰り返し使用が可能なことから,コストパフォーマンス面,品質面においても現在多くの施設で使用されているフィルムベースに置き換わる可能性を秘めています。
今後は,陽子線の線量分布検証デバイスとしての利用や,新たな治療法として期待されている中性子捕捉療法(BNCT)におけるγ線弁別による中性子分布のイメージング技術の確立を図っていく予定もあり,ぜひ新しい可能性の秘めた線量計を展示会場で実際にご覧ください。
●主な展示製品
上記紹介製品以外に,以下の製品も出展します。
放射線治療装置用QA/QC製品「Standard Imaging社製品」
ガラス線量計小型素子システム「DoseAce」
ガラス線量計「RADIREC」
個人線量測定モニタリングサービス「ガラスバッジ」
眼の水晶体用線量計「DOSIRIS」
マンモQC測定サービス「マンモQC」
●セミナー情報
セミナー名:JIRA企画コーナーデモストレーション
日時:4月14日(土)13:20~13:35
会場:パシフィコ横浜展示ホール
講演:ガラス線量計小型素子システム「DoseAce」の紹介
瀬下幸彦
●千代田テクノルブース
●お問い合わせ先
社名:株式会社千代田テクノル 営業企画本部
住所:〒1138681 東京都文京区湯島1-7-12 千代田御茶ノ水ビル
TEL:03-3816-1163
Email:[email protected]
URL:http://www.c-technol.co.jp/