青と黄色のグラデーションが映える
明るいブースデザイン

横河医療ソリューションズは，昨年から統一ブランドになったShadeQuestシリーズの各ラインナップを展示し，新機能を含めて製品の魅力をアピールした。今年のブースのデザインは，コーポレートカラーの青と黄色をグラデーションに使った明るいイメージで，フレンドリーかつオープンな展示を構成していた。同社では，NTT西日本グループと協業したクラウドサービス「ShadeQuest/Unlimited」を2013年から提供しているが，ブースでは実際にクラウド環境での画像やレポートの使用感を体験できる端末が用意されたほか，神戸大学医学部附属病院やNTT西日本東海病院などの導入事例なども紹介した。そのほか，レポート画面のモニタを縦置きにレイアウトしたPACS（ShadeQuest/DIAGとReport），放射線科での造影剤などの薬剤管理，本人確認機能など医療安全の機能を強化した「ShadeQuest/RIS」，医師や看護師，医学物理士など放射線治療に携わる職種別の機能を強化した「ShadeQuest/TheraRIS」，放射線関連情報だけでなく院内の診療情報の参照とデータの二次利用を支援する「ShadeQuest/Monolith」などが展示された。

レポートの画面を縦置きにあわせてデザインしたPACSソリューションを展示   クラウド環境を体験できるShadeQuest/Unlimitedコーナー

ShadeQuest/RISでは，患者確認や医療機器管理にモバイル端末を利用した機能を搭載

3省4ガイドラインに対応した神戸大学の事例などを紹介

放射線治療の品質管理をサポートするiOSアプリ“RTQMシステム”との連携なども提案した治療RISコーナー

院内の診療情報を統合して二次利用を可能にするShadeQuest/Monolith