根本杏林堂ブース

根本杏林堂は，注入器の役割として同社が考える，確かな造影効果，効果時間のコントロール，高い診断能，再現性といったコンセプトに基づいて開発された，CT，MRI，アンギオ用の造影剤注入器を中心に製品群を紹介した。

新製品として，5月に発売予定の16列相当のCT装置向けの1筒式造影剤注入装置「Smart Shot」を展示した。並べて展示した2筒式の上位機種であるCT用造影剤注入装置「DUALSHOT GX7」と同じような，シンプルで視認性の高いユーザーインターフェイスを採用している。

アンギオ用造影剤注入装置としては，2筒式装置「PRESS DUO」を展示。造影剤と生理食塩水の2本のシリンジを乗せることで，自動で自由な濃度の希釈造影剤を作ることができる。これにより，清潔・安全が保たれるとともに，乗せ替えの手間や時間を省くことができる。

CT用造影剤注入装置「Smart Shot」	CT用造影剤注入装置「DUALSHOT GX7」
アンギオ用造影剤注入装置「PRESS DUO」