サイバー攻撃などから病院の資産を守る
セキュリティソリューションを展示した
トレンドマイクロブース

近年，標的型ランサムウエア攻撃などによる医療機関の被害が数多く報告されていることもあり，国際モダンホスピタルショウ2022においても病院のセキュリティ対策ソリューションが数多く出展されていた。セキュリティソリューションで豊富な実績を持つトレンドマイクロは，ヘルスケア業界に向けたさまざまなサイバーセキュリティソリューションの提案を行った。「EdgeIPS」は，産業向けで豊富な実績を持つ不正侵入防止システム（Intrusion Prevention System：IPS）である「EdgeIPS」を医療機関向けにも提案した。院内の脆弱性を持つ機器に対する攻撃を防ぐネットワークプロテクション製品で，これによって多層的なセキュリティ対策を可能にする。「Trend Micro Portable Security 3」は，PC端末のUSBポートに差し込み，ソフトウエアをインストールすることなく，マルウエアの検索・駆除を行う。こちらは万が一感染した場合の“消火器”としての役割を担うものだ。そのほか，インシデント発生時の対応をゲームを通じて体感できる“インシデント対応ボードゲーム（医療版）”なども紹介した。同ボードゲームはホームページからダウンロードも可能（https://resources.trendmicro.com/jp-docdownload-form-m057-web-incidentboardgamestandard.htm l）。

「EdgeIPS」による多層防御で不正侵入を防ぐ

インシデント発生時の対応をゲームを通じて体感できる“インシデント対応ボードゲーム（医療版）”