アドバンスト・メディア,働き方改革に寄与する音声記録システム「AmiVoice iNote」
2018-7-13
アドバンスト・メディアブース
音声入力ソフトウエアを展開するアドバンスト・メディアは,独自の音声認識技術で製品ラインアップを強化している。音声認識分野の市場シェアは64.6%で,圧倒的な強さを誇る。「AmiVoice」シリーズは医療機関の導入実績が6000施設を超え,ライセンス数も1万9014件と,2万超えもそう遠くない。すでに,医療現場から高い評価を受けている同社であるが,今回は,従来の音声認識に加え,「記録」の機能を強化した新システム「AmiVoice iNote」を発表。来場者の注目を集めた。
AmiVoice iNoteは,iPhoneなどのiOS端末から音声で患者の状態や業務メモなどを入力し,それを発話者ごとに管理して,後で確認できるシステム。iOS端末からアプリケーション「AmiVoice iNote Client」を起動して発話すると,それが院内のサーバに記録される。ユーザーは,PCから専用のソフトウエアである「AmiVoice iNote Keeper」で,発話内容を文書として参照できる。音声以外にも画像などを一緒に保存可能なほか,発話時間や登録件数が記録される。また,スタッフ間でのメッセージをやりとりするSNS機能も有している。これにより,業務内容を可視化し,職員の業務効率の向上に向けた分析を行うなど,働き方改革に寄与する。このAmiVoice iNoteは,愛媛県四国中央市のHITO病院と共同開発を行ったもので,2018年10月ごろの発売をめざしている。
さらに,医療・調剤薬局・介護向けの音声入力キーボードアプリケーション「AmiVoice SBx Medical」も新製品として紹介した。音声入力のほか,医療分野で使用する単位などを割り当てたソフトウエアキーによって,効率的かつ短時間での入力が可能になる。また,医療・調剤薬局・介護それぞれに対応した辞書を用意。クラウドサーバ上で,常に最新の状態の辞書を使用できる。
このほか,主力の「AmiVoice Ex7」では,サーバ・クライアントタイプにおいて,ユーザーごとの使用状況を管理できるようになったとアナウンスした。
●お問い合わせ先
社名:株式会社アドバンスト・メディア 医療事業部
住所:東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館 6階
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