横河医療ソリューションズ は，2012年2月に発表した医療機関向けクラウドサービスである「フィルムレスクラウド」を大きくアピールした。フィルムレスクラウドでは，NTT西日本，NTTスマートコネクトと協業し閉域通信網とデータセンターを利用して信頼性の高いサービスを提供する。クラウドサービスの形態としては，1.すべての画像データをデータセンターに保管（院内はキャッシュサーバのみ），2.院内には従来のサーバを置き，バックアップをデータセンターで行う，3.一部の画像データをデータセンターへ移行し院内サーバの保存領域を確保，のパターンを用意する。

PACSのクラウドサービス「フィルムレスクラウド」を紹介

また，NTTグループのブース（A-106）でも，協業するNTT西日本による「クラウド型医用画像総合管理」の展示が行われ，同社の運用性，高いセキュリティ，耐災害性に優れたデータセンターとネットワークによるサービスの優位性をアピールした。

NTTグループ内のコーナーでもクラウドサービスの協業をPR