EIZO,パナソニック ヘルスケアの手術・内視鏡用モニター事業買収を発表
2016-6-6
EIZO(株)はパナソニック ヘルスケア(株)との間で,手術・内視鏡用モニター事業を買収することにつき合意し,事業譲渡契約を締結したことを発表した。
1.買収理由
EIZOはVisual Technology Company として最先端の技術や蓄積したノウハウで,ヘルスケアやクリエイティブワーク,インダストリーなどの特定市場向けに事業領域を拡げ,世界トップレベルの高性能・高信頼性の製品開発とモニターソリューションの提案を通して,当該市場での事業拡大を図ってきた。
2015年に発表した第5次中期経営計画においては,ヘルスケア市場向け事業の拡大を重点施策の一つに位置付けており,特に手術室分野を注力分野として事業の拡大を推進している。
パナソニック ヘルスケアは,2010年8月より手術・内視鏡用モニター事業を展開しており,国内外の内視鏡等の医療機器メーカーとの間で良好かつ強固なパートナーシップを構築しているだけでなく,その製品は国内外の数多くの手術室に導入された実績を有している。
パナソニック ヘルスケアの手術・内視鏡用モニター事業をEIZOの事業に加えることで,同社は2Dのみならず3D/4K対応の手術・内視鏡用モニターをフルラインナップ化することができ,また両社の技術を融合させることで,顧客に信頼される製品開発を進め,事業の拡大を加速できるものと判断した。
2.譲渡会社の概要
(1) 商号 パナソニック ヘルスケア株式会社
(2) 代表者 小谷 秀仁
(3) 所在地 〒105-8433 東京都港区西新橋2丁目38番5号
(4) 主な事業の内容
各種ヘルスケア機器の開発・製造・販売及び関連サービス事業(対外診断機器・医療IT・研究医療支援機器など)
(5) 決算期 3月
(6) ホームページ http://www.panasonic-healthcare.com/jp/
3.買収の概要
(1) 買収方式:同社を受け皿とする事業譲渡。
(2) 買収金額:守秘義務により非開示。
(3) 決済方法:手元資金にて決済予定。
4.事業譲渡期日
2016年7月31日
5.本件買収に伴う同社グループへの影響及び業績見通し
本件による同社の2017年3月期の連結及び単独の業績に与える影響は軽微。
●問い合わせ先
EIZO(株)
http://www.eizo.co.jp/