エルピクセル,医師の画像診断を支援するEIRLシリーズ,医療機関への新たな導入方法としてクラウド型サービス「EIRL Cloud」を新発売
〜 より簡便に,手軽に,医療AI導入に「クラウド」という新たな選択肢を〜

2022-7-5

クラウド

AI

エルピクセル(LPixel)


2022年7月5日(火),エルピクセル(株)(以下「エルピクセル 」)は,医師の画像診断を支援するEIRLシリーズのクリニックなど小規模医療施設への新たな導入方法として,クラウド型サービス「EIRL Cloud(エイル クラウド)」の販売を開始した。

従来,EIRL製品の導入にあたっては,申し込みをした医療施設内に新たな機器を設置し,既存のPACS(医療用画像管理システム)と連携する「オンプレミス型」で導入・利用していた。こうしたオンプレミス型の「EIRL Server」に加え,新たな導入方法の選択肢として,クラウド型の「EIRL Cloud」をリリースした。オンライン接続環境があれば,新たな機材の設置やシステム連携が不要となるだけでなく,それに伴う初期費用を抑えることで,より簡便にEIRL製品を利用できる。

本サービスは,2022年7月よりEIRL Cloud公式サイトにて申し込み及びサービス利用を開始し,初回利用の場合,14日間の無料トライアルを提供している。

EIRL Cloud

 

【サービス開発の背景】

エルピクセルが提供するEIRLシリーズは,これまで約250以上の医療施設に導入され,解析件数は100万件を突破するなど(1)医師の画像診断を支援する「医療AI」として,日本各地の医療施設において社会実装が進んでいる。
EIRLは,健康診断等の繁忙期における読影量の過多,読影医のオーバーワークによる疲労,若手あるいは非熟練医による読影精度など,医療施設が抱える「見落としリスク」の低減に寄与する「医師のパートナー」として期待され,ダブルチェック・あるいはトリプルチェックとして,医師の読影診断を支援している。こうした導入によるメリットが期待される一方,クリニックなど小規模医療施設にとっては,EIRLを導入するための機器設置や外部システム連携,それに伴う初期導入費用は大きなハードルとなっていた。
しかし,私たちは,在籍する医師が少ない小規模医療施設こそ,「読影にあたって相談する相手がいない」「コロナ禍で大学病院等からの医師派遣が難しくなった」等,EIRLによるサポートが求められていると考えている。そこで,従来の「オンプレミス型」に加え,導入コストを低減した新たな選択肢として「クラウド型」の提供を開始した。
(1) 2022年6月末時点

【EIRL Cloud サービス概要】

EIRL Cloudは,医師の画像診断を支援するソフトウェアであるEIRL製品を提供する新たなプラットフォーム。従来は既存のPACS(医療用画像管理システム)と連携する「オンプレミス型」で導入・利用する方法のみだったが,オンライン接続環境があれば,新たな機材設置やシステム連携を要することなく,より安価で簡便にEIRL製品を利用できる。Webサイトから申し込み後,同サイト上の管理画面から画像をアップロードするだけで,EIRLの解析結果を閲覧できる。
※ リリース時点では胸部X線画像の読影診断を支援するEIRL Chest Noduleのみ対象だが,順次,対象ソフトウェアを追加予定。

【EIRL Cloud の特長】

・月額2万円の定額制
・月額2万円の料金一定のためシンプルでわかりやすく安価に始められる。
・気になる症例をいますぐ解析可能
・アカウント登録後すぐに利用開始できるため,気になる症例をいますぐ確認できる。
・機器買い替え,外部システムの連携不要
・クラウド型のため,周辺機器との接続費用やサーバ設置,機器入替等は必要ない。

【サービス利用の流れ】

サービス利用の流れ

 

最初の14日間は無料で利用できる。下記より申し込み。

EIRL Cloud プロダクトサイト https://eirl.ai/ja/eirl-cloud/

 

●製品に関する問い合わせ先
エルピクセル(株) 営業本部
TEL 03-6259-1713
Mail:[email protected]
https://marketing.eirl.ai/cloud_support/

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