リーズンホワイと国立がん研究センター中央病院,オンライン用面談システムを共同開発
中央病院専門医師によるオンラインセカンドオピニオンも開始
2021-2-1
国立がん研究センター中央病院,
オンライン用面談システム
リーズンホワイ(株)と国立がん研究センター中央病院は,オンラインセカンドオピニオンシステム「Findmeオンライン診療」を共同で開発した。全国でがん医療を必要とする患者と,情報を提供する医療者の双方の視点に立ったシステムを開発するため,国立がん研究センター中央病院とネット型セカンドピニオンシステム「Findme」の実績を有するリーズンホワイが共同で開発したオンラインセカンドオピニオンシステム。また,国立がん研究センター中央病院は,昨今のコロナ禍による患者の心身の負担軽減をも行いつつ,専門性の高い情報を提供する手段として,「Findmeオンライン診療」を活用し,中央病院専門医師によるオンラインセカンドオピニオンに対応する。
■国立がん研究センター中央病院オンラインセカンドオピニオンの特徴
(1) がん専門医とオンライン上で面談可能
(2) 本人の同意があれば,家族も別の場所から参加可能。セカンドオピニオンのために休暇を取ること,遠距離を移動する必要がない
(3) 検査データ(画像データ)を医師と供覧しながら面談を実施可能
(4) 医師から患者へメモ(面談票)を作成することができるので,面談の理解が深まることが期待される
(5) 患者はアプリケーションのインストール等の煩雑な作業は不要
■自宅でのセカンドオピニオンで移動・宿泊費など患者の負担減
中央病院医師によるオンラインセカンドオピニオンは,2月15日から受付を開始する。希望者は,スマートフォン,PC等から専用サイトにアクセスし申し込みを行う。必要事項の記入はシステム上に簡易に行われ,希望予約日時を選択する。また,セカンドオピニオンに必要な資料等については郵送対応が可能。
当日は自宅や希望の場所でスマートフォン,PC等を接続することで医師とオンラインによるセカンドオピニオン(60分以内)が可能。オンラインで医師の意見を聞くことができるだけではなく,終了後も医師との面談時メモを確認する事等が可能である。
これにより患者にとってセカンドオピニオンの為の交通費や宿泊費などの負担,また外出を伴う移動など心身への負担も軽減される。
■料金(※自費診療のため,健康保険は適用されない。)
総額:49,940円(税込)
内訳:60分以内の相談料44,000円(税込)・システム利用料 5,940円(税込)
病理診断も実施する場合
総額:55,440円(税込)
内訳:60分以内の相談料44,000円(税込)・病理診断料 5,500円(税込)・システム利用料 5,940円(税込)
■国立がん研究センター中央病院とは
「日本のがん医療の旗艦病院として,一人一人の患者さんに最適な世界最高レベルの医療を提供する。」をビジョンに掲げ,日本におけるがん制圧の中核拠点として,がんに対する診療,研究,技術開発,治験,調査,政策提言,人材育成,情報提供を行う,国立研究開発法人が運営する病院。
■Findmeオンライン診療とは?3つの特徴
がんの治療法は年々進歩しており,様々な治療法が選べるようになった。しかし 「今の治療法でいいのだろうか?」「他に選べる治療法はないのだろうか?」といった悩みや不安を持っているがん患者さんは多くいる。そのような悩みや不安を持つ患者に,少しでも安心して治療に臨んでもらうために,2018年4月,インターネット上で書面にてセカンドオピニオンを提供するサービスとして「Findme」をスタートした。今回「Findmeオンライン診療」としてよりシステムも進化,更には国立がん研究センター中央病院との連携が開始されることで,一人でも多くの患者が最適な治療を受けられる世界の実現に一歩近づくこととなる。リーズンホワイは,がんに悩む多くの患者が,周囲の人々の支援と共に納得のいく最良の治療を受けることができる世界を実現すべく,引き続き様々なサービスの提供に努めていく。
【Findmeオンライン診療事務局 窓口】
E-mail: [email protected]
電話: 0120-227-810 (平日 10時~17時)
●問い合わせ先
リーズンホワイ(株)
https://www.reasonwhy.jp/