コニカミノルタQOLソリューションズと社会福祉法人善光会,システム連携により更なる業務負担軽減とケア品質向上を実現

2020-12-17

介護

コニカミノルタ


コニカミノルタQOLソリューションズ(株)(以下 QOLソリューションズ)と社会福祉法人善光会(以下 善光会)サンタフェ総合研究所は,介護施設向けサービス「HitomeQ(ひとめく) ケアサポート」と,善光会が開発した介護福祉事業者向け情報管理システム『スマート介護プラットフォーム”Smart Care Operating Platform”(略称SCOP(スコップ))』とのシステム連携を発表した。
HitomeQ ケアサポートとSCOPの連携により,入居者の行動情報や介護記録,複数の機器を包括的に運用でき,更なる介護スタッフの業務負担軽減とケア品質の向上を実現する。

●ICT活用で介護業界の課題解決に取り組むHitomeQ ケアサポート

人材不足が深刻化する介護業界において,QOLソリューションズは,「HitomeQ ケアサポート」を介護施設に導入してきた。居室の天井に備え付けた行動分析センサーで入居者の行動(起床・離床・転倒/転落)を認識し介護スタッフのスマートフォンに映像と共に通知,転倒事故発生時にエビデンス映像の自動記録,ケア実施後すぐにスマートフォンで簡単入力できるケア記録などの機能を備えている。このサービスを通じ,スタッフ業務の効率化により余裕時間を生み出し,入居者の生活の質(QOL*)を向上する介護の実現に貢献している。

●システム連携の特長

「HitomeQ ケアサポート」の行動分析センサーから得た入居者の行動を,複数機器のインターフェースを統合するアプリ『SCOP Now』上で他の機器から取得した情報と同様に確認できる。これにより,従来の『SCOP Now』だけではできなかった,入居者の画像を見て次の行動を判断することが可能になり,必要に応じて訪室や声がけを行い,不要な訪室が削減される。また,両システムのデータベース連携により,情報管理用WEBアプリ『SCOP Online』で登録・更新した入居者情報や機器の設定情報(入居者毎の通知設定等)がHitomeQ ケアアポートへ反映され,シームレスに情報管理が可能になる。さらに,ケア内容や介護スタッフの状況に合わせ,スマートフォン(HitomeQケア記録アプリ)やタブレット(介護記録タブレットアプリ『SCOP Home』)を適宜選択して,介護記録を入力することができる。このように,本連携によって複数機器の運用を包括的に効率化して作業時間を削減し,入居者に提供するサービスの質のさらなる向上を実現する。

システム連携の特長

 

●スマート介護プラットフォーム”Smart Care Operating Platform”について

善光会が提供する介護福祉事業者向け情報管理システムSCOPは,介護業界で初めて他社連携を可能としたクラウド型介護ロボット連携プラットフォーム。介護施設職員の業務負担軽減とサービス品質向上を目的に介護業務を支援する様々なアプリケーションで構成されており,現在は,複数機器のインターフェースを統合する『SCOP Now』と記録・申送り業務負担を削減する介護記録アプリ『SCOP Home』のサービス提供を行っている。介護にかかわる人々を結びつけ,業界全体として介護現場の業務負担軽減とサービス品質の向上に繋がるプラットフォーム形成に向け,連携機器を順次拡大している。

*QOL:Quality of Life

●関連リンク
QOLソリューションズ https://hitomeq.konicaminolta.com
善光会 https://www.zenkoukai.jp/japanese/
善光会サンタフェ総合研究所 https://sfri.jp/

 

●問い合わせ先
QOLソリューションズ
E-mail:[email protected]

善光会 広報担当
E-mail:[email protected]

介護

コニカミノルタ


TOP