ウェルモ,ケアプラン作成支援AI「ケアプランアシスタント」クローズドβ版 テストユーザー応募多数のため,先着枠を100法人まで拡大
発売前に「ケアプランアシスタント」製品版を紹介するウェビナー開催決定

2020-11-20

介護


ケアプランアシスタント

AIやICTを活用した介護福祉プラットフォームサービスを提供する(株)ウェルモは,2020年11月4日より「ケアプランアシスタント」クローズドβ版のテストユーザーの募集を開始したが,想定を大きく超える応募があり,先着枠30を100まで拡大することとした。※11月20日時点で80ほどの応募あり

また,ケアプラン作成支援AI「ケアプランアシスタント」製品版は2020年度内の発売を予定しているが,発売前に先行して製品版の情報をご案内するウェビナーの開催を決定した。今回のテストユーザーに応募したが応募多数でテストマーケティングに参加できなかった場合にこのウェビナーを案内するほか,製品のことをいち早く知りたい人も参加できる。

●ウェビナーの概要

・テーマ:ケアプラン作成支援AI「ケアプランアシスタント」製品版について(仮)
・対象: 全国の居宅介護支援事業所 および 運営法人職員
・参加費: 無料
・時期:発売日が決定次第,申込者に案内
・所要時間: 1時間程度
・ウェビナーの参加を希望する方の問合せ先:
必要事項を記入の上,メールにてご連絡 [email protected]
<必要事項>     法人名,事業所名,ご担当者名,電話番号,メールアドレス

■テストユーザー 募集概要

・対象:全国の居宅介護支援事業所  先着100法人  ※11/4に案内した30から今回100に拡大
※11月20日時点で80ほどのご応募あり
・価格: 無償
・実施期間:12月中旬.2月中旬の期間で都合の良い日 ※1日で終了
・所要時間:3時間程度
・利用条件:インターネットを利用できるパソコン1台以上を準備できること
・「ケアプランアシスタント」β版の利用を希望する方の問合せ先:
サイトから問い合わせ https://welmo.co.jp/service/cpa/
もしくは,必要事項を記入の上,メールにてご連絡 [email protected]
<必要事項>     法人名,事業所名,ご担当者名,電話番号,メールアドレス

■「地域包括ケアシステムDX」の実現を目指し,多職種連携のハブであるケアマネジャーを支援

ウェルモが目指すのは,デジタル技術を導入し,地域包括ケアシステムを進化させる「地域包括ケアシステムDX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現である。情報の可視化やデータの利活用の推進,オペレーションの進化による生産性の向上,他職種連携の強化によるシームレスなサービス提供などにより,介護サービスの利用者はもちろん,介護に関わるすべての人のQOL向上を目指している。

地域包括ケアシステムにおいて,ケアマネジャーは各種サービスをコーディネートするハブとなる重要な存在だが,その業務は必要な知識が多岐にわたり,業務過多で多忙,恒常化する人手不足の中で業務の質を落とさず生産性を向上させる必要に迫られている。ウェルモは,ケアプラン作成支援AI「ケプランアシスタント」や,すでに展開している地域ケア情報見える化サイト「ミルモネット」などのAIやICTなどの事業でケアマネジャーの実務をサポートし,「地域包括ケアシステムDX」の実現を推進していく。

■ ケアプラン作成支援AI「ケアプランアシスタント」の概要

「ケアプランアシスタント」は,自然言語処理の技術を用いたAIエンジンで,ケアマネジャーのケアプラン(居宅サービス計画書)作成業務を支援する。ケアプラン作成に必要な専門知識の学習や情報収集をサポートすることで,ケアプラン第二表作成の負担軽減やケアマネジメントの質の向上を実現する。AIには適切な論理構造を持つ過去のアセスメントとケアプランを学習させている。

<ケアプランアシスタントの特徴>

1)専門知識の補助
アセスメントデータを入力すると,AIが医療知識やケア事例を探して提案したり,疾患一覧から医療知識を検索したりすることができる。

2)ケアプラン文章の提案機能
AIが学習したアセスメントとケアプランのデータから,ケアプラン第二表作成時の文章候補を提案する。

3)サービス資源情報の提案
ウェルモが展開するサービス資源情報見える化サイト「ミルモネット」と連携しており,ご利用者のニーズに応じた介護保険内サービスの選択肢を提案する。

■ケアプランアシスタントにより実現できること
膨大な情報を蓄積する,必要な情報を必要なときに素早く取り出すなど,AIが得意とする部分をAIが引き受けることで,下記のような効果をもたらし,ケマネジャーがケアマネジャーにしかできない”利用者に寄り添う相談援助業務”に注力できる余力を生み出す。

1)業務負担の軽減
AIによる文章提案や専門知識の補助機能により,文章をゼロから考えたり情報収集したりする負荷を軽減することができ,ケアマネジャーが得意とする相談援助に注力できるようになる。

2)ケアマネジメントの質の向上
専門知識の補助機能により,利用者の状況に合ったより質の高いケアプラン作成が期待できる。

3)教育機会の創出,スキルの底上げ
専門知識の補助機能や文章提案機能により,利用者のケアに必要な視点を網羅的に把握しやすくし,ケアマネジメント実務の中でケアマネジャーの新たな気づきを創出できる。ケアプラン作成業務そのものが教育機会となり,経験の浅いケアマネジャーの基礎力の底上げや,ベテランのさらなるスキルの向上に寄与する。

※参考)
2019年12月に実施したケアプランアシスタントβ版の実証事業の結果 https://welmo.co.jp/news/archives/1281
令和元年度厚生労働省老人保健健康増進等事業「AIを活用したケアプラン作成支援の実用化に向けた調査研究」(実施主体:株式会社NTTデータ経営研究所)

 

●問い合わせ先
(株)ウェルモ 東京本社オフィス 広報担当
TEL 03-6205-7308
Mail:[email protected]
https://welmo.co.jp/

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