エルピクセル,公正な研究を目指す研究者と研究機関に向けた科学論文の不正画像自動検出システム「ImaChek(イマチェック)」をフルリニューアル
2019-11-7
2019年11月7日(木),エルピクセル(株)は,科学論文(ライフサイエンス分野の学術・学位論文)における不正画像の自動検出システム「ImaChek(イマチェック)」をフルリニューアルした。
エルピクセルでは,創業当初より「研究公正」に向き合い,科学論文に含まれる画像の改ざんや使い回しを検出するシステムを開発してきた。今回のリニューアルでは,従来製品に搭載されていた判定機能を改善し,新たに画像抽出機能を加えたことにより,画像検査の一連の過程を自動化した。大学や研究機関において,これまで事前検出しきれなかった研究不正の見落としを防ぎ,発表前の科学論文における品質向上と信頼性担保を実現する。
また,今回のリニューアルに合わせ,本システムを通常提供価格より大幅割引にて導入できるキャンペーンを実施する。
●開発背景
「意図した不正」のみならず「意図しない不正」から研究を守る
近年,科学論文に含まれる画像の改ざんや使い回しが相次いで指摘され,研究不正として問題視されている。これらには,「意図した不正」だけではなく,画像の扱いに不慣れな研究者らの「意図しない不正」も含まれている。こうした「意図しない不正」を防ぐことで,科学論文の質を向上させ,研究者自身のキャリアと学術界全体の信頼を守る。
●主な機能
1.画像が組み込まれた発表直前のPDFで入力可能
2.科学論文に含まれる画像の改ざんや使い回しを自動的に検出
3.検出・判定結果のドキュメントをダウンロード可能
●特長
1.科学論文の品質向上と信頼性担保 ー「意図した不正」と「意図しない不正」から科学論文を守る。
2.レピュテーションリスクの低減 ー「研究不正」発覚によるレピュテーションリスクを事前に防止する。
3.検出の自動化により出版までの時間を短縮 ー これまで手動で行われていた不正画像検出を自動化・効率化する。
今後は,全国の大学・研究機関への本システム導入を推進するとともに,出版社の査読システムとの連携によって,日本における「研究公正」に寄与していく。
●キャンペーン概要
期間限定で新規導入キャンペーンを実施する。
キャンペーン特典として,導入した大学・研究機関向けに画像処理と本システムの使用方法に関するセミナーを提供する。
・期間 2019年11月7日(木)〜2020年1月31日(金)
・価格 15万円〜(通常導入価格の80%OFF)
※ 適用諸条件やセミナー実施については事前に問い合わせ。
●問い合わせ先
エルピクセル(株)事業開発本部
TEL 03-6259-1972
Email:[email protected]
https://lpixel.net