薬剤溶出型プロマス プレミア LV ステントシステム

ボストン・サイエンティフィック ジャパン（株）は，国内で唯一，4.0mm径のために専用設計された薬剤溶出型プロマス プレミア LV ステントシステムを1月13日より日本で発売する。

冠動脈疾患は，心臓に血液と酸素を供給する血管に狭窄が生じる疾患。冠動脈疾患を抱えながら暮らす患者さんは疼痛，息切れおよび倦怠感を感じることがあり，心筋梗塞を含めた心臓発作を起こすリスクにもさらされている。治療の選択肢の一つに動脈へのステント留置があり，これにより血流を良くするために動脈を広げておくことができる。

本4.0mm径ステントは，本年5月に上市したプロマス プレミア ステントシステムの製品バリエーションを拡充し 4.0mm径専用のステントデザインにより製品特長をいかんなく発揮し，プロキシマル5リンクデザイン採用により長軸方向強度およびデリバリー性の向上とともに比類のない視認性，低いリコイル率，非常に優れたラディアルフォース，耐破損性を実現している。より短くなった先端チップ，2層構造バルーンおよびカテーテルの内腔のバイセグメント構造を採用することにより強化されたロープロファイルのデリバリーシステムは，困難な病変部にも正確にステントを送達しやすくなるよう設計されている。

「4.0mm径のプロマス プレミアLVステントシステムを，日本の医師および患者さんに提供できることを大変喜ばしく思います。」と，同社代表取締役社長である内木祐介氏は述べている。また「このステントシステムは，日本におけるボストン・サイエンティフィックの冠動脈インターベンションの製品ラインアップを強化し，DES市場における我々の競争力を高めるものです。」とも述べている。