Velocity
バリアン メディカル システムズ
治療計画支援システム
複数システムにまたがって散在していた患者個々のデータを,より実用的な臨床知識へ
Velocityのプラットフォームは,医師が治療方針を決定する為の支援ツールとして放射線腫瘍医によって開発されました。 一連の放射線治療プロセスを通じて取得・作成された患者個々の画像や治療情報を,ベンダーやシステムに依存せずに統合し蓄積することが可能。それらの情報を知識として活用することで,医師が治療方針を円滑に決定できるよう支援を行います。これにより放射線治療の臨床効率を最適化し,放射線治療ワークフローの効率を改善することが達成可能となります。
特長<1>
臨床データを集約し,放射線治療部門独自のデータベースを構築
CTやMR,PETのみならず,治療時に取得したCBCTやkV画像等,あらゆるタイプの画像を集約することで,いつでも必要な時にデータ活用が可能となります。治療後の診断画像をアップロードし,治療前・治療中の画像と比較することで,腫瘍の状態を時系列で容易に確認することが可能です。
特長<2>
Adaptive Radiotherapy(ART)への対応で,患者体系変化に効率的に対応
頭頸部領域への放射線治療では,治療期間中の患者体系変化が固定具や線量へ影響を与える可能性があります。Deformable Image Registration機能を用いることで,線量情報を含む治療計画時のCTを再取得したCTへ変形させ,評価を実施することが可能です。このようなシームレスなワークフローを提供することで,効率的・効果的なARTをサポートします。
特長<3>
異なる部位への再照射を円滑に,そして効果的に実施
過去に受けた放射線治療計画を線量と共に新たな部位のCT画像へ変形させることによって,過去に照射されたリスク臓器を避ける方向から照射する最適な治療計画の立案が可能となります。
特長<4>
治療計画の評価
異なるベンダーやシステムで立案された治療計画を1つのシステムに集約し比較が可能。システムごとに取扱いの変わる画像やStructure等の条件を同一化することで,効果的な品質管理を支援します。
特長<5>
患者位置決め用CBCTを使用した線量分布の評価
治療時に撮影したCBCTを使用した線量評価は従来から考えられてきたがCBCTのコントラスト,ノイズ,アーチファクトなどの画質の悪さの線量計算への影響は無視できず課題となっていました。Velocityでは計画用CTとCBCTの合成CT画像を作成することによりこの問題を解消します。
特長<6>
ARIA/Eclipseデータベースとの融合(オプション)
Velocity GRIDではAria Sync機能によりARIA/Eclipseデータベースと同期することができます。これにより従来のデータベース間の転送作業を省くことが可能になります。
・デスクトップ型ワークステーション
・カラーディスプレイ
・キーボード
・マウス
・治療計画評価
・画像変形
・臓器,輪郭描画
・治療計画のレビュー
・データ保存
・GRID(サーバータイプ)
各種保守メンテナンスタイプをご提供
●お問い合わせ先
株式会社バリアン メディカル システムズ
東京都品川区大崎1丁目11番1号
TEL 03-4486-5235
http://www.varian.com/ja
担当部署:マーケティング部
メールアドレス:[email protected]
※お問い合わせはメールにてお願いいたします。