・定位放射線治療含む高精度放射線治療を標準治療時間で実施
1アークあたりの強度変調ポイントが6倍以上となり（当社比），また高速なリーフ速度とジョー速度を持つAgility MLCと，高線量率モード（FFF） により，ほとんどのSRS/SBRTを標準的な時間で実施可能です。これらの治療時間の短縮により，体動による照射エラーのリスクを軽減しつつ，スループットが向上します。全体のスループットの増大は，患者様へ提供する放射線治療の品質向上と，病院様の収益向上にも貢献します。

・Online Adaptive Radiation Therapy (Online ART)
エレクタで展開しているMRリニアックシステム『Unity』で日常的に行われているonline ART技術を流用することで，Versa HDでもOnline ARTが対応可能です。その日撮影したCBCT画像にDIR技術で輪郭を自動生成し，計画CTから得られたCT値を輪郭毎に上書きをしてプランニングを行います。日々のターゲットやOARの形状変化に対応した照射を実施できます。

・VMAT TBI
特殊治療として挙げられる全身照射TBIを，日常的に行われているVMAT技術を使って実施することが可能です。ストロークの長いガントリヘッドにより，頭尾方向に広く照射できます。ワークフローはVMATと同様であることからTBI実施のハードルが低くなります。MonacoのBiasDose機能を活用することで，つなぎ目に対する高いロバスト性のあるプランを作成することも可能です。

・皮膚マーカーレス治療
C-RAD社が特許を持つ体表面へのカラーマッピング技術により，体表面に直接セットアップ誤差が投影されるため，迅速なセットアップが可能です。またCatalyst独自のノンリジットレジストレーションにより，局所的な変形にも対応が可能になります。これらの技術に併せて広域な関心領域であることから，皮膚マーカーレスによる高精度なセットアップを実現できます。

・担当部署までお問い合わせください。

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